POSシステム

POSレジアプリはどれを選べばいいの?主要5サービスを比較!

2019年10月の消費税増税に伴う軽減税率の対応に追われている店舗の経営者・責任者の皆さまご苦労様です。この記事ではエンジニアである筆者が、「開発」という視点から良いPOSレジアプリを厳選しました。アプリケーションでは開発と改善のサイクルが重要であり、「開発」という視点はとても重要なポイントになります。将来性を語る上でも重点を置くべきです。

結論から申し上げておくと、Cashless JAPAN推奨のレジアプリは「Squareです。詳細な理由については後述しておりますので、そちらをご覧頂ければ幸いです。

この記事で何が分かるの?
この記事で分かること
  • どんなレジアプリがあるのかが分かる!
  • エンジニア目線で「Square」がオススメであることが分かる!
  • なぜ「Square」を推奨しているのかが分かる!

どんなレジアプリがあるの?

本記事で取り扱うレジアプリは、下記の5つです。

  • Square
  • Airレジ
  • スマレジ
  • Uレジ
  • poscube

他にも多くのレジアプリが存在しますが、利用するメリットを感じられないものが多数あります。Cashless JAPANでは、使用できるレベルに達しているモノだけをご紹介しています。

網羅的に記載しておらず、厳選している点はご了承ください。

POSレジアプリの種類と特徴

Square

Square社が運営するクラウドレジサービス「Square」は、月額固定費0円で利用することができます。クレジットカード決済をした場合のみ、3.25%~3.95%の決済手数料がかかるだけとなります。この決済手数料は全く高いものではなく、Airレジ(Airペイ)やスマレジ(スマレジペイメント)でも、ほぼ同様の決済手数料となっています。

ここで一つ信頼できる豆知識をシェアします。Square社は、Twitter創業者である「ジャック・ドーシー」がCEOを務めています。世界規模で展開するサービスを運営してきたノウハウを持っており、そのノウハウはSquareでも活かされていることでしょう。加えて優秀なエンジニアが集結するシリコンバレーで開発されていることも信頼できるポイントの一つです。高度なセキュリティ、安定性のあるサービスを安価で利用できるのはSquareだけです。

Square社は展開する国々に支社を設置しています。日本でもSquare株式会社として、日本に適した形でサービスを提供しています。海外のサービスであっても、日本にローカライズされているのでご安心ください。

現時点では、現金・クレジットカードでの決済のみ対応となっていますが、2019年内に電子マネーにも対応することを発表しています。Squareの勢いは増すばかりです!

無料で使える機能

レジ機能/売上分析/クレジットカード決済(決済手数料あり)/顧客管理/在庫管理/請求書/複数店舗一元管理/ECサイト運営/会計ソフト連携/API

Cashless JAPAN
Cashless JAPAN
月額固定費0円でも、全ての機能を制限無く利用できます。Cashless JAPANが推す理由の一つです!

日本に適した形にローカライズしていますが、海外ではかなり発展しています。日本で展開していないプロダクトであっても、Squareにはポテンシャルが秘められているという証でもあります。海外で展開されているSquareの全貌については下記をご覧ください。

そして、気になる電子マネー対応についても下記の記事にて詳しく書きました。クレジットカードがタッチで決済ができるSquare Readerには要注目です!

AirREGI(エアレジ)

リクルートが運営するクラウドレジサービス「Airレジ」は、月額固定費0円で利用することができます。レジ処理のお会計はもちろん、在庫管理や売上分析などの機能を簡単に使え、売上げアップのヒントを見つけることができます。

レジ締めにかかる時間も短縮できるため、ビジネスに専念できる時間が確保できます。

無料で使える機能

レジ機能 / 売上分析 / 顧客管理 / 在庫管理 / 会計ソフト連携

Cashless JAPAN
Cashless JAPAN
クレジットカード決済に対応するには、別途Airペイに申し込む必要があります。

導入を検討する際、多くの方が「Square」と「Airレジ」で悩んでいることでしょう。この2大サービスを詳細に比較してみましたので参考にしてください。

スマレジ

株式会社プラグラムが運営するクラウドレジサービス「スマレジ」は、月額固定費0円で利用することができます。ただし、0円で利用できる「スタンダードプラン」では機能制限が設けられています。有料プランで契約すると、便利な機能や電話サポートが使えるようになります。(※クレジットカード決済は、全てのプランで利用することができます。)

スマレジの料金プランは下記の通りです。表にもあるように、特定業種に特化したプランも用意されています。

プラン名価格
(1店舗あたり)
特化業種電話でのサポート
スタンダードプラン月額0円なしなし
プレミアムプラン月額4,000円なしなし
プレミアムプラスプラン月額7,000円なしあり
フードビジネスプラン月額10,000円飲食店あり
リテールビジネスプラン月額12,000円アパレル
小売業
あり
無料で使える機能

レジ機能 / 売上分析 / クレジットカード決済(決済手数料あり)

Uレジ

Uレジは、USENが運営するクラウドレジサービスです。USENと言えばお店などのBGMサービスで有名ですが、実は色々なサービスを提供しています。Uレジもその一つです。Uレジには、業種ごとにサービスを分岐しているので注意が必要です。

サービス名業種主な機能
Uレジ FOOD飲食店向け・レジ機能
・ハンディ機能
・セルフオーダー機能
Uレジ BEAUTY美容室/サロン向け・レジ機能
・顧客管理
・カルテ機能
・予約管理
Uレジ STORE小売業向け(アパレル含む)・レジ機能
・在庫管理
・日報機能
・顧客管理
Uレジ HEALTHCARE治療院向け・レジ機能
・顧客管理
・カルテ機能
・予約管理
・在庫管理
・顧客管理

Uレジには4種類のサービスが存在します。
それぞれの業種に特化した機能が多くあるのが特徴です。

しかし『Uレジ FOOD』では、クレジット決済端末とは連動しないため、合計金額を2度打ちする必要があり業務の妨げになる懸念があります。また、Android端末には対応しておらず必ずiPadを使わなくてはならないのはマイナス点ですね。(ハンディにはAndroid端末と混在しており、色々と面倒…。)

各種サービスによって可能/不可であることが多くあります。

エンジニア目線から推測すると、制作チームが分かれており各機能実装の連携があまり取れていない可能性があります。これでは「こちらのサービスでは正常に動くが、あちらのサービスでは連携できず不具合が発生する」というような現象が起きる可能性も否定できません。開発力としては他のサービスと比べても劣っているように見えます。

重要な利用料については公開されていません。

Cashless JAPAN
Cashless JAPAN
様々な観点から、Cashless JAPANとしてはUレジはオススメしません。

poscube

poscubeは、株式会社フォウカスが運営するオペレーションアプリです。飲食店に特化したサービスで、落ち着いた雰囲気の高級店に多く導入されています。

無料で使える機能

レジ機能 / 注文 / プリンタ出力 / 商品管理 / データ分析 / システム連動

バーコード読み取り機能も付いているので、小規模な小売業でも利用することができます。連想サービスには、予約管理やクレジットカード決済、本部連携などがあり比較的自由度が高い印象を受けます。

Cashless JAPAN
Cashless JAPAN
唯一欠点があるとすれば、外部アプリと連携ができるアプリの種類が少ないため、POSレジアプリの良いところを活かせない可能性があります。

何を見て決めればいいの…?

レジアプリの種類や特徴を見てきましたが、結局どれを選べば良いのか判断が難しいと思います。判断の参考になりそうな、レジアプリ選びの重要なポイントをいくつかご紹介します。

  • 業種に欠かせない機能が備わっているか。
  • オープンにAPIが開放されているか。

主にこの2点を重視しておくと良いでしょう。これらについて詳しく解説していきます。

業種に欠かせない機能が備わっているか

例えば、美容院やサロンなどの事前予約を前提とした運営スタイルであれば「予約管理機能」が無いと辛いでしょう。小売業であればバーコード読み取り対応レジアプリでなければ大変なことになります。

スムーズに業務をこなす上で欠かせない機能だけは必ずチェックしておきましょう。

※バーコードの読み取りはアプリ単体ではなく、別売りのスキャナーを接続することで利用できるものがほとんどです。

オープンにAPIが開放されているか

APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス」の略で、プログラミングの際に利用できる開発インターフェイスです。運営者以外である第三者が連携アプリを開発する際に使用するものです。

オープンにAPIが開放されている最大のメリットは「外部アプリ開発が可能になり、便利な連携アプリが登場しやすくなる」という点にあります。

SquareではAPIが開放されているのですが、これにより下記のようなことが可能になっています。

  • WooCommerceと連携することで、簡単にECサイトを立ち上げてオフライン・オンラインで同時に販売することができます。
  • freeeと連携することで、銀行口座やカード明細の取り込みや記帳の自動化ができ日々の経理作業が迅速にできます。

APIが開放されているおかげで、簡単にECサイトを立ち上げたり会計ソフトに自動記帳したり、と自動化・ビジネス展開を可能にしています。

簡単にまとめておくと、

APIが開放されていると、第三者が連携アプリを開発することができ、本来のアプリ以上の価値になります。逆にAPIが開放されていなければ、レジアプリ運営会社が開発を進めなければ新たな価値は生まれることがありません。

APIがオープンにされていれば、世界中のエンジニアたちがビジネスを最大化する優秀な連携アプリ開発に参加することでしょう。本来のレジアプリ以上の価値を生み出してくれるので、オープンなAPIの有無は検討の際に重要なポイントです。

Cashless JAPAN
Cashless JAPAN
Squareが他のレジアプリと比べても連携アプリが多いのは、こういった背景によるものなんですね。

結局どれを選べばいいの?

レジアプリや選び方についてご紹介してきましたが、結局どれを選ぶべきでしょうか?

結論から申し上げおくと、「Square」をオススメします。軽減税率にも対応していること、オープンなAPIを開放していること、Twitter創業者がCEOを務めていること、など魅力的なポイントばかりです。

クレジットカード決済のときだけ決済手数料を支払うだけで良いのも嬉しいですね。現金の場合は手数料がかかりません。月額固定費0円で、ランニングコストを抑えて利用できる点も素晴らしいです。

Squareを利用する加盟店は「Square加盟店コミュニティ」という掲示板を使って質問・交流を行っています。誰かが困った内容が残されているので、同様のトラブルをすぐに解決できることでしょう。さらに、強力なサポート体制により、メールでのお問い合わせでも24時間以内には返信が来るスピード感を誇ります。

2019年3月にはSquare Registerが日本でも展開され、他のレジアプリとは一線を画する存在となりました。2019年内の電子マネー対応も控えており、さらなる発展が期待されています。

システムとして優れており、筆者が選択するとしたら間違いなく「Square」を選択します。それだけ自信を持ってオススメしたいレジアプリです。

ご相談等ありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。実機を持っておりますので、気になることがあればご質問頂けましたら実機にて動作確認もいたします。